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「時間配分」無効のムービングクロッキー

2006年のはじめから、ムービングを取り入れたクロッキー会からのお誘いを受け描き始めた。ハマりました。
クロッキーの時間感覚」でも少し触れたが、描く時間が紙の上にそのまま残る感覚が強調される。それはナゼなのか、と考えると、紙の上の時間を描き手がコントロールできないからなのである。

クロッキーをやっている方々には常識的な話なのだと思うが、「5分間ポーズ」と言った場合は5分間の使い方は描き手の自由である。「5分間で5枚描く」、「4分間観察して1分で描き上げる」という計画、また、無意識のうちに構図を決めたり形や光を探ったりする時間配分、出来上がりをイメージして、そこに至る作業の時間配分をしている。それは「5分間ポーズ」は5分の間ポーズが変わらないという約束があるから出来ることだ。

ムービングはそれとは異なる約束で成り立っている。いま参加している会では、その約束は「10分間」ということだけで、動き方その他はすべてモデル側にまかされている。優秀なモデルさんたちは、それぞれの得意ワザをくりだしながら個性をもった身体表現を行う。描き手にできることはそれに反応することだけである。いわゆる「時間配分」はできない。わかるのは「残りあと何分」だけだ。クロッキーが「短い時間で描く人体デッサン」ではない、ということを強く意識させられるのである。

これも、だから何なのだ、という話であるが。

フローイング・スペース クロッキー会のご案内(東京都)

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2006-09-30 朝顔

Asagao0609302紙に鉛筆・水彩
F6

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2006-09-30 朝顔

Asagao060930紙に鉛筆・水彩
F6

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2006-09-27 ボールペンを使う黒い服の某社員

R20060927再生紙にボールペン・色鉛筆 幅約7cm

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過剰な筆圧

Line2いまハマっていること
皆様よくご存じのように、鉛筆という画材はとても幅広い表現力をもっている。豊かな階調を持つ精密なデッサンを描くことも可能である。簡単なようでいて奥深い。

ワタシの場合は、鉛筆の持つ能力を最大限に引き出さずに、単に線をひく道具にしてしまっている。線の強弱もつけず、擦ったりもせず、同じペースでただ線を引っ張っていくのである。

裸婦クロッキーを描くときは3Bの鉛筆を使う。先は尖らせずに丸いままである。以前はきれいに削っていたのだが、筆圧が強すぎでどんどん折れてしまうので、尖らせて削るのをやめた。それを紙に押しつけるようにして使う。紙の上をのびていく線が気持ちいい。

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電車の中で描く

200602080812_1

電車の乗客を描くというのは昔から行われていたと思うし、これからも始める人は多いだろう。
ネットで検索すると、様々な電車内クロッキーを見ることができて楽しい。それぞれの視点、方法で楽しんでいるのがよくわかる。
ワタシのようにこっそり描いている方たちが多いと思われるが、声をかけて描かせてもらう方法で描いている人がいるのも知っている。やりかたはいろいろです。

混雑した電車に乗ることが多いので、極端な例では目の前に立っている人を描くこともある。だいたい50cmくらい離れている感じだ。その場合全身は入らないから「無茶な構図」になる。
ワタシが(こっそり)描かせて貰うのは、単純にいうと「姿勢」である。表情とか服装を描くよりも、揺れる電車の中でどんな風に立っているのかを描きたい。
立ち方に個性があらわれるのだ。ほとんど動かない人、常に足の位置を入れ替えたり身体の向きを変えたりする人など。
多くの場合、両足プラスもう一カ所(手だったり腰だったり背中だったりする)の3点で身体を支えている、その支え方がとても面白いのである。
座っている人は安定しすぎている。泥酔してヨレヨレに座っている人は描いて面白いかもしれないが、基本は立っている人たちだ。ポーズしてます、という意識のない日常の姿勢から、楽しい線があらわれたりするのである。
http://homepage3.nifty.com/yamadama/e/about_diary.html

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無茶な構図

Modelいまハマっていること
たのしく線を描くということを優先してクロッキーをしている。
具体的にどういうことになるかというと、画面から線がはみ出すのである。線は画面の端を突き抜けて外に向かう。画面の中で安定した構図をつくることよりも線の意志(というものがあるなら)を尊重する。ムービングの場合は、仮に構図を考えたとしてもその間にモデルが動いているわけだから自然とそういう状況になる。

画面の外に線が突き抜けていくということは、その線によって画面が分割されるということである。
画面の中に「モデルの姿と余白がある」のではなく、「線によって分割されたいくつかの面があり、その一部がモデルの姿に見える(見えなくもない)」という状態だ。今(この数年)はこれが楽しい。これを個人的に「無茶な構図」と呼ぶことにした。

「無茶な構図」とは要するに「構図」とは呼べないたんなる描画の結果であり、画面をコントロールできていないわけだから、絵としてはダメなのだろうと思うが、それよりも今はたのしく線を描くことを優先している。

勝手にやってなさいと(笑)。

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2006-09-24 朝顔

20060924紙に鉛筆・水彩
30.5×44cm

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2006-09-23 朝顔

20060923紙に鉛筆・水彩
30.5×44cm

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2006-09-22 頬杖をつく黒い服の某社員

R0609222再生紙にボールペン・色鉛筆 幅約9cm

黒く塗っていないが題名に黒い服とつけておけば、ああ黒いのね、とわかっていただけるであろうということで。
そういうことでいいのでしょうか。

…よくないですね。それなら題名だけで絵は不要ということになってしまう。

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2006-09-22 電話をする某部長の腕

R060922再生紙にボールペン、色鉛筆
幅約7cm

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2006-09-20 PCの画面を凝視する某課長

R20060920再生紙にボールペン・色鉛筆 幅約6cm

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2006-09-19 立ち話をする短髪の某社員

R20060919再生紙にボールペン・色鉛筆 幅約10cm

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たのしく線を描くということ

Line子供がまだ1歳のころ、B全のケント紙の前に座らせてオイルパステルを持たせてみた。
子供が手を動かすとオイルパステルはケント紙の上を滑り、その軌跡が線となる。子供はそれをみて笑う。楽しそうにつぎの線を描く。
本人は描くとか線を引くということを意識しているわけではないのだろうけれど、「その行為」が楽しくて仕方がない様子で、最終的にはケント紙が線だらけになって終わった。おそらく幼い子供なら誰でもやっている事なのだろうと思う。何かを描くのではなく、ただ線を描く。
このドローイングを見ていて、線は楽しく描かねばいかん!とあらためて強く感じたのである。
線を描くこと自体になにか心地よいヒミツがあるのではないかと。

その後子供はお約束の「襖にクレヨンで大作を描く」をやってくれました。

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2006-09-17 フローイング・スペース クロッキー会

Nude0609173(部分)
紙(F6クロッキー帳),鉛筆

数ヶ月ぶりにフローイング・スペースの会に参加し、ムービングを描く。
余分な脂肪皆無!といった感じのダンサーは力強くしなやかなラインと女性らしい柔らかい曲線を合わせ持っている。

そのように描けているかは別問題として。

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2006-09-17 フローイング・スペース クロッキー会

Nude0609172(部分)
紙(F6クロッキー帳),鉛筆

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2006-09-17 フローイング・スペース クロッキー会

Nude609171
(部分)
紙(F6クロッキー帳),鉛筆

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2006-09-17 23:29 代々木八幡付近

200609172329紙・ボールペン・水彩
174×91mm

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クロッキーの時間感覚

クロッキー会のポーズ時間は長いところで20分、短いところで2分くらいだろうか。
私はだいたい1分くらいで描くので、5分間ポーズで5枚である。可能であれば描く位置を変えたりする。左右の移動のほか椅子に立って視点を変えたりもする。
それはともかく、

1分で描いたクロッキーには1分間の時間が記録されている。モデルがポーズしている1分間と紙の上を鉛筆が動いた1分間が一致している。
何時間もかけるデッサンであってもそれは同じなのだが、時間が短いクロッキーではそれが強く意識されるのではないかと思う。デッサンは「見る」→「考える」→「描く」ということをくりかえして進行していくが、(私の場合)クロッキーでは「見る」と「描く」が直結している。「見る」→「考えない」→「描く」である。
ポーズ時間がそのまま紙の上の時間になる感覚はそのためなのだと思う。ムービングを描くということをやってみて、その感覚がさらに強調されるようになってきた。
だから何なのだ、という話であるが。

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2006-09-15 立ち話をするピンクのシャツを着た某課長

R20060915再生紙にボールペン・色鉛筆 幅約10cm

机上のノートにらくがきをしてしまう。ボールペンでぐりぐり描く。
某課長の腕の曲げ方が面白かったのである。ぐりぐりやっているうちにこんな絵になった。
実際の某課長はこんな髪型ではない。
(一部周囲の文字を加工して消してあります)

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2006-09-03 11:00 朝顔

AsagaoB4サイズのクロッキーブックに鉛筆

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